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手を貸す運動Ⅱ
- Lend a Hand Movement 2 -
支援が必要な海外の子ども達の教育と生活改善に「手を貸す」ことを目的とする支援グループです。
手を貸す運動の原点とスタンス
この運動の原点
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私たちの運動の原点は、ルカによる福音書10章のサマリア人のたとえの結びで、イエス・キリスト様が「あなたも行って同じようにしなさい」と言われたことばです。
それを現代において実践し、要支援の人がいたら、その人が立ち上がれるよう手を貸すのがこの運動です。
わたしたちのスタンス
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しかし、助けの要る人を助けると言っても、人にはできることとできないことがあります。ですから、私たちは自分たちにできることをわきまえ、次のような立ち位置を選択しています。
▶私たちは助けが必要な海外の人たちや子ども達を支援します。しかし、誰も海外にいかず、海外で活動しないところに一つの特徴があります。この運動の支援者は職業、家庭、老齢、病気等の事情で、むしろ海外に行けない人たちばかりだからです。
▶私たちは海外の要支援の人たちや子供たちの中でも、〝神様のお引き合わせのようなご縁〟で知り合った人と場所に支援を絞っています。要支援者は無数なのに、わたしたちは少数・微力で、すべてには応じられないからです。ご縁とは海外で活動する宣教師や誠実な団体を通して支援するということで、そうすることにより責任のもてる支援を目指しています。
▶私たちはそういう宣教師や団体を通して、海外の最貧国や要支援の人たちや子供たちを資金や物資で下支えすることにより、ささやかながら彼らと地上の幸を分かち合い、福音の幸の分かち合いにも参加する願望をもって支援活動をおこなっています。
わたしたちは教育と給食援助に力を入れています
教育支援を最優先するわけ
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「魚を上げるのもいいが、魚を捕る方法を教えてあげればもっと良い」と言われるように、教育は貧困国の人々の自立に最も必要かつ有効だからです。
学校給食支援も大切にするわけ
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学校給食は一石三鳥の支援だからです。すなわち、
1.家庭で十分食べられない子ども達の命を守るだけではなく、
2. 食べたいから学校へ行き、その結果教育を受けることになるので、学校教育への効果的なインセンティブになり、
3. 給食のためには、そのために働く人も必要になるので、雇用を創出するメリットもあるからです。
礼拝ノートの記録より
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「手を貸す運動」の名称は1983年に始まりました。(教育援助は1980年から)
地球上には十分な食べ物のない人が8億人もおり(註)、
教育を受けられない子どもが無数にいます。 この事実を知っていますか?
もし、その苦しむ声が聞こえたなら...
手を貸す
もちろん、人は聞こえても聞こえないふり、見ても見ないふりはできます。
でも、イエスが話したあのたとえのサマリア人は、倒れていた旅人に
そうはせず、むしろ面倒を承知で助けてやりました。
そして、たとえの結びは、
「行って、あなたも同じようにしなさい」でした。
ここに手を貸す運動の原点があります。
(註:1997年FAOサミット資料参照)
このたとえを知りたい人は次を読んでください。
聖書「ルカによる福音書10章」にある、こんな話です。
...しかし、彼(律法の専門家)は自分を正当化しようとして、『では、わたしの隣人とは誰ですか』と言った。
イエスはお答えになった。
『ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。 ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。
同じように、レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。 ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。
そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。
『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います。』
さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。』
律法の専門家は言った。『その人を助けた人です。』
そこで、イエスは言われた。『行って、あなたも同じようにしなさい。』
礼拝ノートの記録より
手を貸す運動Ⅱ代表 佐藤 正明